高垣楓さんを追って ~クレイジーサイコバス 十津川くまの特急~

行程

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ことの発端

7月くらいに こういうツイートを見ました。

毎年ママチャリで数百キロくらい回るのが習慣になっており、熊野古道チャレンジしたかったのですが、流石に厳しいので断念していました。 …しかし、夏休みが終わってしまうので急遽どこかに行きたいということで @suzusime と熊野古道(熊野本宮大社,那智)に行く今回の旅が幕を明けたのでした。

9/25

この日の夜に部室にいた @nonamea774 が 十津川くまの特急 という路線バスの情報を提供してくれました。 この路線バスは、一本の路線で167もの停留所に停車し、奈良と和歌山を文字通り160km縦断するという恐ろしいバスです。 熊野古道に行くのにはうってつけであり、これは乗るしかないわけです。

↑十津川くまの特急に関する最高のサイトであり、 Internet Explorer 6 で、動作確認を行っているようです)。

9/27

十津川くまの特急

9時発の十津川くまの特急に乗り、熊野本宮大社へ向かいます。 このバスの最大の特徴は前述の通り167ものバス停に停留することです。 これはもう、全てのバス停でチェックインするしかないですね。

本宮大社

142番目の停留所がいわゆる熊野本宮大社であり、ここが本日の目的地です。 本宮大社については有名すぎるので割愛します。 熊野古道を歩きたかったので 3.4km程山を越えた先にある温泉まで、いわゆる熊野古道「大日越」を歩きます。

この温泉に向かう熊野古道を渡る間の旅のログを残さずにいたところ、 勝手に生霊に取り憑かれ美少女にTSしたということにされていました。 みなさまもTSしたければ熊野古道へ行きましょう。

新宮

147 番目の温泉で優勝したあと、167番目の新宮まで十津川くまの特急で向かいます。 新宮は和歌山にしては都会でビジネスホテルも沢山あり、当日に予約無しで行っても泊まれるので便利です。 1~167番目のバス停まで全て乗って(厳密には142~147は乗っていない)約5kのコストでした。 路線バスにこんなに長い期間乗るというなかなか激しい体験が出来たのでとても満足でした。

9/28

新宮を一通り観光した後、楓さんの原風景の本拠地 那智へ向かいました。

前日の温泉へ向かう獣道のような熊野古道とは打って変わって、 那智熊野古道は観光地らしい石畳が整備された文明を感じさせる熊野古道です。 程よく人間の手の入った自然というものは綺麗だなあという感想を持ちました。

那智大社那智の滝で楓さんの神秘を感じとりJRという文明を使って京都へ帰宅。 実は新宮で学割付きの京都行きの切符を買い JRの途中下車というシステムを使って那智で降りたのですが、 こういう便利メソッドは使っていきたいと思いました。

最後に

ここではあまり書きませんでしたが旅の詳細な景色などは、 物理学巫女チノちゃん @suzusime がツイートしてくれています。 @suzusimeと、熊野古道の旅の情報を教えてくださった皆様に感謝の礼を捧げます。

最後に、高垣楓さんの熊野古道の紹介無しには熊野古道に行きたいという欲求は沸かなかったと思うので、 旅の最初のきっかけとなった高垣楓さんに最上級の感謝を捧げ、結びとします。