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きょうと…のだいがく?にかよってるんですけど!

46都道府県巡ってきたので安中榛名駅についての怪文書を書く

はじめに

此の度機会がありまして,18きっぷで46都道府県を巡ってきました. f:id:CHY72:20181002200417p:plain こんな感じのルートでございます. モラトリアムの夏休みの期間を利用して三週間ほどかけて行ってまいりました. 10万円程度で巡れまして,顔写真付きのその詳細についてはKMCの内部記事に書いてありますので興味の在る方は入部してください.

安中榛名駅が好き

安中榛名駅をご存知でしょうか. ご存知でない方は http://ja.uncyclopedia.info/wiki/安中榛名駅 を読んでください. 上記の通り歴史的経緯で何もない山の中に建造されてしまった新幹線停車駅です. ところで僕は安中榛名駅が大好きで日本一周で巡った中でも最高の駅だと思ったのでそれについて書こうと思います. なおこの記事は大好きな安中榛名について思うがままに書いているので過分に怪文書になっていますので注意してください.

観光地と原風景について

安中榛名がなぜ良いかを語るにあたって,まずは「観光地」について述べましょう.

旅の中で1800駅程度巡りましたが,巡った中でも観光地的な駅は多かったです.

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これはJR九州の熊本にある人吉⇔吉松を結ぶ観光列車いさぶろうで,以下のような楽しみが味わえます.

  • 日本三大車窓矢岳越えの景色がよい
  • 車内観光アナウンスが流れて分かりやすい
  • 山内の各駅では10分程停車し,記念撮影が行える.
  • マスコット的な駅弁おじさん(だったっけ?)が居る
  • 駅には観光列車の乗客向けの売店がある
  • 地元の人の観光客へ向けての手を振ってくれる運動が見れる.

いかにも観光という感じがします. なんと理想が詰め込まれた光景でしょうか.

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これは兵庫の城崎温泉で,見ての通りまさしく理想的な温泉街ですね.

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変わりどころだと,ここ北海道は小幌も理想的な観光地駅でしょうか. 山と海に囲まれたまさに理想的な秘境駅です. 高度に観光地化しており,ここの風景を撮ったコンテストが開かれていたり, @Lavendelstrauss 氏管理の元,旅用のノートが置かれていたり観光用の同人誌が置かれていたりします. 直ぐに往復できる列車が一日一回あり,僕が訪問した際は2,30人程の乗客が降りていました. 市も観光地としてこの駅を廃止しないようで,まさしく観光地として祝福された駅です.

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ああ,最後にここ茨城は大洗も観光地でしょう. 寂れた街が人気漫画で全面的に町おこし!理想的です!

以上紹介した駅は理想的な原風景の願望を叶えてくれる想像通りの観光地です. さて,「観光地」という言葉を多用してきましたが,改めて観光地を「理想的な原風景の願望を叶えてくれる場所」として定義しましょう.

矢岳越えと古き良き村」を叶えてくれる観光列車いさぶろう, 「理想的な温泉街」を叶えてくれる城崎温泉, 「理想的な秘境駅」を叶えてくれる小幌駅, 「町おこしに成功した街」を叶えてくれる大洗駅,どれも私にとっては素晴らしい観光地です. (なお,「観光地」については学問的にきっと様々な知識が世には蓄えられているのでしょうが,今回はポエミーな気分なので清々しく無視することにします.)

何かありそうで何もない安中榛名駅

前節で,観光地について述べました. 良く言えば原風景を叶えてくれる風景は,悪くいうと紋切り型の風景なわけでして, 好きではあるのですが,心の隙間が埋まらない,虚ろな気持ちもほんのり抱えてしまうわけです.

これを埋めてくれるような場所はあるのでしょうか.

今までの観光地の反対の存在「何もない風景」の駅はどうでしょうか. このような駅は地方の田舎の電車に乗ってみれば日本中どこにでもあります. 当然その駅は現地の人にとっては意味のある風景なのですが, 何も知らない人からすれば緑やただの街だけが広がるただの何もない駅です. しかしながら其の駅も「何もない風景」という原風景を叶えてしまう駅になってしまい, 結局は紋切り型の枠から離れることはできません. 「田舎の路線に乗って田舎の何もない場所を探索」!ああ!原風景! 元から何もないことを期待され,何もないことに満足される風景よ!

何もないことを期待されてるのがマズいんでしょうか. 歴史的・立地的に何もなさそうな場所に何もなかった. それはなんと予想通りの風景でしょうか...

何かありそうに期待されていながら本当は何もない...そういう塩梅がちょうどよく,心の隙間を埋めてくれるのではないでしょうか.

知名度の無いもの,寄ろうとするオタクが少ないものほどいい.....

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そこで 安中榛名駅の登場です!!! この駅は新幹線しか止まらず!!! 更に日常の「安中榛名」さんの名をそのまま冠している!!! いかにも何かありそう!!!

隣の新幹線の止まる高崎駅から1200円も払わないと行けない! 新幹線しか止まらないのでこの方法で行くしか方法はない! 胸が高まる!いかにも何かありそう!

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道中の車窓!新幹線で高崎駅から8分です. 新幹線でしか行けないからきっとすっごいところなんだろうなー!

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駅のホーム! 新幹線が停まる駅なのに3人位しか降りなかったぞー!おっかしいいなあああ!!! やっぱりなにもないのかなーーーーー!!!!!!!

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駅のホームにある旗! 個人的に大好きな旗です! 「梅林」「温泉」「湖」「ゴルフ」「果物」と書いています.なお

  • 梅林 : これは正しいかもしれない
  • 温泉 : ここではなくバスでずーっと行った先の磯部駅磯部温泉のもの
  • 湖 : ここから山を越えた裏にある榛名湖のこと.なお道がなく安中榛名駅からは行けない
  • ゴルフ : ただっぴろい場所の換言
  • 果物 : 「桃」とか「梨」とか具体性がない.目立ったものがないからね

と,見るも無残な「何かありそうで何もない」を臨世させた最高の旗です! ここまで何かありそうで何もない旗を見たことがありますか!最高!

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通路!何かありそうで何もない! いっぱい貼ってあるけれど肝心の安中榛名に関する観光情報は一切何もありませんです!最高!

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駅の構内!新幹線が止まる駅だけあっていかにも何かありそう! 観光案内所に行くと手書きの登山案内地図がもらえます! なお観光案内はそれしかありません. やっぱりなにもないじゃん!!!!!!!!

売店も何か売ってそうだけど絶妙に何もない!

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お昼ご飯! 峠の釜めし弁当! なお,この釜飯弁当は食べ終わってしまうと窯が付いてきてしまう!

本当に何もないわけではなくてこれはある意味名物的な存在として「在る」と言っていいものかもしれない...? でも逆に「「徹底した何もない」という何かありそう」が壊されて何かありそうで何もないに拍車をかけているなあ!最高!

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駅全体!整っていて何かありそう! でも本当はやっぱり何もなくてその結果駐車場は無料です! なにもないやんけ!

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十分に満喫したのでこの日は続きに予定があり,バスで帰還しました. 駅から150mほど離れたところにバス停っぽいところがあります. なおバス停にはおばあちゃんが居て,「駅前に停まってるあのバスなんでここ(バス停)に来ないんかなあ」とずっと一緒に話していました! 何かありそうに見えて内容がなかった!最高!

最後に

日本一周は楽しく,そして何かありそうでやはり何もない安中榛名駅はどう見ても最高.